今やだれもが知っている
「アディダス(adidas)」と「プーマ(PUMA)」
それを作ったのは兄弟だった
その誕生とロゴ・名前の由来は?
目次
元々は靴製造会社の兄弟
ドイツ・ニュルンベルク近郊のヘルツォーゲンアウラッハというところで
靴職人の息子
ルドルフ・ダスラー(兄)とアドルフ・ダスラー(弟)の兄弟が、靴の製造会社として「ダスラー兄弟商会」を設立しました。
ところがこの兄弟
非常に仲が悪かったようです
事あるごとに対立していき
1948年に「ダスラー兄弟商会」を解消することになりました。
一説では
兄のルドルフが弟アドルフの17歳年下の若き妻ケーテを密かに愛してしまったからだという説もあるらしい・・・
左が後年のルドルフ(兄)・右がアドルフ(弟)
アディダス・プーマの設立と名前の由来
袂を分けた兄弟ですが
1948年に
兄のルドルフ・ダスラーはルーダ社を設立し、翌年「プーマ(PUMA)」社に名前を変えました
「プーマ」の名前の由来は野生動物のピューマからきてます
ピューマが飛び跳ねる様子が描かれ、プーマ社とその製品の力強い野獣のような特性を表現しています
初期のロゴはこちら
ダスラーの「D」をもじっていますね~
そして
弟のアドルフ・ダスラーも同じ1948年に「アディダス(adidas)」社を設立しました
アディダスの名前の由来はアドルフの愛称「アディ」とファミリーネームの「ダスラー」をつなげたものです。
こちらのアディダスのロゴは1991年に初登場したもので
「エキップメント」・「スリーバー」等ともいわれています。
当初は高機能素材の製品のみに使われていて、各カテゴリの最高機種「ベスト・オブ・アディダス」を意味していました。
その後一般ユーザーからの人気が高まり、1997年から通常アイテムにも採用されるようになりました。
アディダスの特徴の3本線(スリーストライプ)は創業当時の一般的に発売されていた革製のスポーツシューズは着用しているうちに中足部が伸びていました。
それを補強しフィット感を高める為のサポートとして3本のバンドで補強したのが始まりのようです(※アディダスHPより)
初期のロゴはこちら
アディダスが有名になったのは
アディダスが有名になったのは
1952年のヘルシンキ五輪の時です
西ドイツの陸上選手全員が、同社のシューズをはいて好成績を収めたからです
そして
1974年に開催されたサッカーのワールドカップ西ドイツ大会でさらに注目を集めました
優勝した西ドイツ代表が全員アディダスのスパイクをはいていたからです
「アディダス」と「プーマ」
今やどちらも世界的に有名なスポーツメーカーになりました
CHECK!