暑い日にドライブをして飲んでいた飲み物がぬるくなってしまう。
また、飲みかけのペットボトルを車内に置いて買い物に行って帰ってきたら熱くなってとても飲めたもんじゃない。
炭酸ジュースなら尚更ですよね。
また、ドライブで遠方にいって海の幸をお土産に買いたい。
でも帰り道は長くてとても持って帰れない
そんな時はありませんか?
それを解消するのが
車載用冷蔵冷凍庫!
今回それを買って使ってみたので、そのレビューをしていきたいと思います。
目次
車載用冷蔵冷凍庫の選定
車載用冷蔵冷凍庫ってけっこうたくさんのメーカーの物があります。
最初に考えていたのが コチラ
ボナルカの15L
デザインもイイ感じだし、なにより安い!
評価もいいみたいですね
ただ、いろいろ調べてみると
・冷却のスピードが遅い
・500mlのペットボトルが縦に入れられない
などが見受けられて再考しました。
次に候補に挙がったのが コチラ
Amazonで売られている F40C4TMP
Youtubeなどにもたくさん動画が挙がっているし、評価もこれまたイイ
ドイツのコンプレッサー採用でとにかく冷却のスピードが速くて、500mlのペットボトルも縦に入れられる(高さが高いのはダメみたいですが)
なかなかイイのですが、お値段が結構高い・・・
当初のボナルカぐらいの値段を考えていたので、ちょっと予算オーバーです。
そこでまたまた調べてみると
いいのがありました。
それが コチラ
Hill Stone 18L(AmazonだとHewflit店となってますね)
アレ!
先ほどのF40C4TMPと形がソックリ!!
寸法やドイツのコンプレッサー採用などの謳い文句も一緒。
モノは同じだろうという事にして、コチラを購入する事にしました。
色はF40C4TMPの方が好みですが、ほとんど車に入れっぱなしになるのでまぁいいでしょう。
開梱です
意外に早く届きました。
荷姿はコチラ
なかなかしっかりしてます。
ちなみにロゴはシールが貼ってあるだけです・・・
しかも微妙に曲がってる・・・
開けてみると中身はこんな感じです。
・100V用のコード
・DC12V用のコード(約3.4M)
・日本語の取扱説明書
サイズは
本体のサイズは
外寸:57㎝×32㎝×28.8㎝
内寸:35㎝×24㎝×20㎝
重量:約8.2kg
庫内のサイズは 18L
2Lのペットボトルは4本入れられます。
で、肝心の
500mlのペットボトルですが、レビュー通り
背の高いペットボトルは入りません。
まぁ、これは事前に分かっていたことなのでOKです。
入れられるのがあるだけでも十分です。
背の高い方は縦に入りません。
操作性はタッチパネルで簡単!
操作はタッチパネルです。
電源ボタンを長押しで電源が入ります。
何も操作しないと数秒で設定ボタンがロックされます。(設定のボタンを長押しで解除)
温度設定も触るだけですので簡単です。
おまけでUSBポートがついてますので、スマホの充電もできて便利ですね♪
冷える速度はどのくらい?
では、一番肝心な冷却のスピードを見てみたいと思います。
まずは何も入れずにMAXモードで-22度設定でスタート
すぐに庫内の2面が冷えてきました。
しばらくすると側面全部が冷えてきました。
わずか30分で 20度から-11度まで冷えました。
次に2Lペットボトルを2本いれて6時間
最初に冷え始めた側面に置いといた方の水は半分ぐらいが凍ってました。
もう片方のペットボトルの方はほとんど凍らず。
次に
ハードタイプの保冷剤とソフトタイプの保冷剤を側面に立てて、2Lのペットボトルを入れて8時間
保冷剤はどちらもバッチリ凍ってます。
2Lのペットボトルは8割程度凍っている感じでした。
音と排熱は?
ちなみに駆動中の音ですが、コンプレッサー式なのでその音はしますが、それほど大きいとは感じませんでした。
車中泊で静かなところなら、気になる人は気になるかな??
排熱ですが、ちょっと暖かい熱は出ます
8帖の部屋を閉め切って8時間経過した後の部屋の温度は、明らかに高くなってます。
(たぶん1度~2度くらい)
車中泊をしてて車を閉め切っていたら、結構熱くなるのではないかな~と思います。
クーラーボックスとしての保冷力
冷蔵冷凍庫ではありますが、クーラーボックスとしての機能ももちろん備わってます。
試しに
ハードタイプとソフトタイプの凍らせた保冷剤をこの冷蔵庫に入れて車内に放置。
外気温25度、くもりの中
朝の10時から夜の10時までの12時間放置してみた結果
ハードタイプの方は溶けてましたが、ソフトタイプの方はまだ3分の1が凍ってました。
保冷力としては十分かなと思います。
【マイナス要因】DC12Vのソケットが長い
サイズ・冷却のスピードなど申し分ないのですが、
DC12Vのソケットだけは不満です
ちょっと長い為に、増設したシガーソケットなどには入りません。
車の純正のシガーソケットには入るのかもしれませんが、大抵の人は増設してるのではないでしょうか?
今回、たまたま持っていた延長ケーブルがやや深めだったのでこれに繋ぎましたが、ちょっとの動きですぐ外れてしまうので、アルミテープで巻いてみました。
中には削ったり、インシュロック(ケーブルタイ)などで固定している人もいるみたいですね。
もう少し汎用性を持たせる為にも、改良して欲しいポイントです。
消費電力は?
家で使う分には電力はあまり気にしませんが、車内やキャンプなどで使う時には気になりますよね
カタログでは消費電力は約60Wらしいです。
設定温度までいけば自動的に運転が止まりますのでムダは無いと思います。
車載として使ってみると
シガーソケット増設したのについている電圧計をみると、
約1V下がりました。
エンジンをかけて使用した方がいいでしょうね。
エンジンを切ると電源も自動的に落ちます。
ハイエースのセカンドシート前にピッタリ
我が家の車はハイエースのS-GLなのですが、
セカンドシート前のスペースにジャストフィットでした。
普段は荷室の方に置いておくのですが、前に置くこともできるので良かったです。
さいごに
いろいろな用途に使える【車載用冷蔵冷凍庫】
キャンプなどにももちろん重宝しますが、
お買い物で買った冷蔵や冷凍品の運搬
ドライブで生ものを買っても安心して持ち帰れる。お泊りでの旅行でもずっと冷やして置けるので安心です。
また、暑い日のドライブで飲みかけのジュースがぬるくなってもすぐ冷やせるので、最後まで美味しく飲めることができます。
いつも飲みかけのジュースがぬるくなってしまい、また新しい物を買って飲んでいたのですが、これで解決です。
オススメの使い方としては
余裕があれば凍らした保冷剤を出掛ける前に積んでおけば最初から庫内は冷たいままですし、溶けてしまっても電源を入れれば保冷剤が凍りますので、車を止めて寄り道しても庫内は暑くならずにすみます。
それなりに大きいので、車のトランクのサイズに余裕がないとしんどいと思いますが、買い物・ドライブ・アウトドアと使い道はたくさんあるので一台持ってても良いアイテムだと思いました。
消費電力も少ないので、ポータブルバッテリーと併用すれば災害時の食材の保存にもいいですね。