虫さされや湿疹・ケガなどの時に塗る塗り薬
さて塗った後どのくらいで肌に浸透するのでしょうか?
東京大学の研究グループがこの実験を行っています
ヤケド用の軟膏を腕に塗ってそれが時間の経過とともにどれだけ減っていくか?という事を調べました
その結果
最初のうちはゆっくりとしみ込んでいき
22分頃から染み込む量が増えだします
そして
1時間経過後には99%がしみ込んだという実験データがあります
という事で
肌に薬を塗ったら1時間はその場所に触れないようにした方が良いですね
ちなみに軟膏とクリームの違いですが
どちらもベースとなる成分(基剤)に有効成分を混ぜ合わせてつくられています
一般的な軟膏
・白色ワセリンなどの油性基剤をベースにしている
・刺激が比較的弱め
・保湿力が高く、皮膚を保護する効果が高い
・クリームよりべたつき感が強め
一般的なクリーム
・油性基材に加えて、水やグリセリンなどの水分が含まれている
・軟膏より刺激が強め
・水で洗い流しやすいため、汗などでも流れやすい
・べたつきにくい
という事で大きな違いは
クリームは水分が含まれていることですね
せっかく塗り薬を塗ったのでしたら、1時間は患部に触らないようにしましょう!
CHECK!