あの有名な童話「シンデレラ」
知らない人はいないのではないかというぐらい有名ですよね
そのシンデレラ
実はシンデレラという名前は継母がつけたあだ名でした。
シンデレラは一日中継母や姉から雑用を言いつけられ、やっと眠れるのは深夜になってからです。
そして寝る部屋などなく、台所の暖炉のそばで座るようにして寝ていました。
ある日、くたくたに疲れた彼女が灰まみれでうとうとしていました。
それを見た継母が「また灰まみれで座っている」と嘲笑します
そして
そんなお前は「シンダー・エラ」と呼ぶのがお似合いだよと言いました
この「シンダー」とは英語で「灰」を意味します
つまり
「シンダー・エラ」というのは
「灰まみれのエラ」という事になります
ここからシンデレラというあだ名がつけられたといわれています。
シンデレラはグリム童話の一つです
このグリム童話集はヤーコプとヴィルヘルムのグリム兄弟が編纂した昔話です
ヤーコプ・ルートヴィヒ・カールグリム(1785-1863)
ヴィルヘルム・カール・グリム(「1786-1859)
ドイツの方です
このお二方
実は作家ではなく学者だったそうです
グリム童話はこの二人が書いた話ではありません
昔は、物語は親から子へ、子から孫へと口伝えによって伝聞されていきました。
グリム兄弟は人々から語り聞かせてもらった話をまとめて「グリム童話」を作りました
グリム童話の初版は1812年です
シンデレラの原作はグロい!
原作では
姉がガラスの靴に足を入れましたがつま先が入りません
すると継母はナイフを渡して「切り落としてしまいなさい」といい
姉はそれに従ってつま先を切り落としてしまいます。
次に妹が靴に足を入れましたが、今度はかかとが入りません
すると継母はナイフを渡して「かかとを切り落としてしまいなさい」といい
妹はかかとを切り落とします。
もちろんそんなのでは認められませんね
そしてこの姉妹の最後はどうなったかというと
シンデレラの結婚式の日に、鳥に目をえぐり出されて目が見えなくなりました。
原作ではこんな残酷な内容だったんですね~
CHECK!