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東日本大震災を経験して本当にあって助かったアイテムを紹介します。

東日本大震災からまもなく9年が経とうとしてます。

ウチも震災で被災しましたが、その際にあって本当に良かったアイテム達を紹介したいと思います。

時間の経過とともに、災害に対する備えも疎かになってきたので、改めて防災の意識をするようにし、経験からこんなのがあると便利なんだと思ってもらえれば有難いです。

目次

東日本大震災の時の状況

ウチは震災の3ヶ月ほど前に新築で建てた家に引っ越してきたばっかりでした。

傷をつけないように気を付けて生活してましたが、あっという間にクロスがボロボロになってしまいました・・・


場所は高台でしたので津波の被害はありませんでしたが、
実家は、家は流されませんでしたが、胸ほどの高さまで津波がきたので1階部分は全滅となりました。

なので、自分とヨメさんの二人と(その時は娘はお腹の中でした)と実家にいる母親と兄貴二人、さらに同じように津波で被災した姉とその息子二人の合計8人で生活してました。

なので必要な食糧や水の確保が大変でした。

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実家のすぐそばです。(3月18日撮影)

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家の中です。
多少片付したところです。

ライフラインの復旧

災害が起きた際にライフラインはズタズタになりますが、復旧の早さは電気が一番早く復旧すると思います。

実際電気は3~4日ほどで復旧しました。

次いで、ガスか水道になると思いますが、
今回の震災でウチでは断水が長引き、約1ヶ月間水が出ませんでした。

ウチではオール電化だったため、ガスの復旧スピードは良く分かりませんが、結構時間がかかったと周りの人は言っていました。

とにかく水が出ないのがこれほど大変だとは思わなかったです。

という事で、実際に使って良かった物を紹介したいと思います。

使い捨ての食器

水が貴重なので、洗うことができません。

ですので、使い捨てできる食器は非常に助かりました。

紙皿・割りばし・紙コップなどは本当に重宝しました。

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サランラップ

水で食器が洗えませんので、食器の上にサランラップを敷いて、その上に食材をのせました。

そうすることによって、皿を汚すことなく使うことができます。

紙皿がない時は本当に助かりました。

水をいれるポリタンク

給水車が来ても、水を入れられる容器がないと話になりません。

更に給水でもらえる水にも限度があります。

飲み水はもちろんですが、トイレを流すのにも水が必要です。

ウチでは、トイレは小なら、2~3回は溜めてから流すようにしました。
なにげに1回で必要な水は結構使います。

最悪は川の水や雨水でも流せますので、その水を運搬するためにも容器は何個かあった方が良いでしょう。

水が出る公園まで行って水を汲み、それをバスタブに貯めて使ってました。

キャンプやアウトドアでも使えるので持ってても良いと思います。

収納場所がなければ

こういう折りたたみ式のタンクでも十分だと思います。

マスク・帽子

水が出ないという事で、当然お風呂にも入れません。

なので髪も洗う事ができずベタベタになります。
それでも買い出しなど外出しなければならない時があるので、そんな時に帽子があると大変助かります。

そして、特に女性に必須となるのがマスクです。

化粧をすることができないので、マスクは大変有難い存在のようでした。
実際、震災数日後には女性の多くがマスクをしていたほどです。

現在は新型コロナウイルスの影響でマスクは入手困難ですが、落ち着いてマスクが買えるようになったらストックしておいた方が良いと思います。

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ペットボトルの水

やはり飲み水は大変貴重です。

ただ喉を潤すだけならジュースやスポーツドリンクで事足りますが、いざ料理とかになるとそうはいきません。

そして、赤ちゃんがいるご家庭ではミルクに使わなければならず、水が無いと本当に困ると思います。

2L×6本(1ケース)ぐらいは常備しておいた方が良いと思います。

ちなみに自販機も水が真っ先に無くなりました。
コーヒーやジュースはずっと残ってましたね。

ウェットティッシュ

水が当たり前に出てるときにはさほど気にしていませんでしたが、テーブルを拭いたりする時にもやはり水を使います。

そんな時にウェットティッシュがあれば、水を使う事なくサッと拭けるので重宝しました。

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カセットコンロ

停電・ガスが止まればお湯を沸かすこともできません。

そんな時にガスタイプのカセットコンロが1台あるだけでも全然違います。

お湯を沸かしてカップラーメン食べたり、
レトルトのごはんやカレーを温めたりと、あるのとないのとでは全然違います。

ウチではキャンプもするので1台持ってますが、このタイプは内巻きの炎でエネルギーロスがなく省エネになりますのでオススメです。
お湯も通常より早く湧きますし、外で使う時にも風に強いので心強いです。

IH式コンロ

電気は比較的早く復旧しますが、ガスの復旧は結構かかります。

カセットタイプのコンロも良いですが、肝心の燃料が無くなれば使えません。
震災の後はカセットガスはすぐ無くなってしまいました。

電気は数日で復旧しますので、オール電化ではないお宅では、
このIH式のコンロがあれば料理もお湯も沸かすことができます。

1台持っていれば、ご家庭で鍋などをするのにも便利ですので持っていても良い家電だと思います。

ソーラー式充電器

停電になると電気の有難さがもの凄く分かります。

家の明かりだけではなくて、携帯の充電にも困ります。

ウチは太陽光発電を付けているので、日中の電気には困りませんでしたが、
車もない人は電気が全くない状況で生活を余儀なくされます。

なので、太陽光で発電できるパネルや充電器があるだけでも全然違うと思います。

最低でも携帯ぐらいは充電しとかないと困りますからね


大容量の電源もあります。

これぐらいの容量があると安心ですね。

ソーラーパネルもあります。

食料や懐中電灯などの防災グッズ

あとはどこでもよく言われている防災グッズですね。

  • 保存食や非常食
  • 懐中電灯・ランタン

など

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さいごに

普段当たり前に使っている電気・水・ガス

これらが全く使えなくなると本当に生活に支障をきたします。

更にそれらが長期間使えないなんて今までありませんでしたので、使えなくなって始めて偉大さが分かりました。

特に水に関しては、蛇口をひねればいくらでも出てたのが、全く出なくなるわけですからね。

災害は突然やってきます。

日ごろから意識して、防災グッズを揃えておく必要があります。

あれだけ大変な思いをしたのにもかかわらず、9年も経つと意識が薄れ、防災に対して甘くなってきていると思います。

今回この記事を書いて改めて準備しようと思いました。

一番は災害が来ないのが良いのですがね~

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