コロナウィルスの影響で外出を自粛していてすることがないので、ハイエースに激安のガラスコーティング剤 AQUADROP PREMIUM(アクアドロップ プレミアム)を施工してみました。
何かと便利なハイエースですが、こと洗車に関してはボディ面積が大きいし、屋根も高くて非常に大変です。
基本的に洗車は好きではないので、なるべく回数が減れば良いなと思ってやってみました。
目次
選定の理由
今回AQUADROP PREMIUM(アクアドロップ プレミアム)を選んだ大きな理由は
①とにかく安い
②2回目の施工が2時間後から可能
この2点でした。
ガラスコーティング剤で定評のある ピカピカレインも良いとは思うのですが如何せん高い!
約10,000円もするのなら、もう少し出して業者さんにお願いした方が良いかなと思ってしまう値段だと思います。
それと、施工した後にガレージなどで保管ができるのならば良いのですが、青空駐車では日にちを空けての重ね塗りはちょっと難しいと思ったので、当日に複数回施工できるAQUADROP PREMIUMを選びました。
ちなみに、こちらの商品は1度塗りで3年、2度塗りで5年持つそうです。
実際には話半分とみて2年も持てば良いな~ なんて思ってます。
事前に普通車で施工
とはいえ、あまりにも安く少々の不安を感じたので、9年乗っているもう一台の普通車に事前に施工してみました。
こちらは年に1~2回程度洗車機にいれる程度で、ほとんど手をかけていない車です。
30mlのAQUADROP PREMIUMを買って施工。
かなり伸びが良く、この量で2回施工しても余ったので、ボンネットと屋根だけ3回目を施工しました。
ムラなく施工でき、見違えるように艶も出て新車並みになりました。
非常に満足できる仕上がりだったので、ハイエースにも施工することにしました。
まずはシャンプーで洗車
まずはシャンプーでゴシゴシ
もともとアクアシャインクリアを1ヶ月半前に施工していたので、あまり汚れはなくすんなりとキレイになりました。
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粘土で鉄粉除去
細かい鉄粉等がボディに付着しているので、粘土で除去します。
昔からある定番商品ですが、クリーナーとかよりも安全で良いのではないかと思います。
夏の虫の死骸なんかもキレイにとれますしね。
コンパウンドで軽く磨く
下地処理剤にも研磨剤は入っているっぽいですが、一応コンパウンドで軽く磨いてみました。
まだ1年ぐらいしか経っていないし、キズもほとんどないので鏡面仕上げ用のヤツで本当に軽くです。
下地処理剤で脱脂
今回下地処理用で選んだのがコレ
コーティングでお馴染みのKeePer技研さんのクリーナー
「コーティング専門店のコート前のクリーナー」です。
これで、ボディに残っている古いコート剤の除去や水垢や汚れ、そして脱脂ができます。
使い方は簡単で濡れたボディに適量とって軽く塗り、30~60秒置いた後こすって洗い流すだけです。
脱脂力も申し分ない感じでした。
分かりますかね?
矢印のところだけ幅20センチぐらいで縦に施工してます。
ここだけ親水で他は水が弾いています。
ガラスコーティングには下地処理が大事と、どのブログをみても書いてあるのでしっかりと行いたいですね。
丁寧に拭き上げ
このガラスコーティング剤AQUADROP PREMIUMですが、車体を完全に乾かしてから施工してくださいとあります。
更に、施工後2時間以上は絶対に濡れないようにしてください!とあります。
なので拭き取りは丁寧にしっかりと拭き上げます。
ですが、ハイエースは溝が多くてすぐにそこから水が垂れてきます。
エンブレムからも落ちてきますよね。
そこで登場するのが コチラ
ブロワーです。
以前に落ち葉を飛ばす為に買っていたので役に立ちました。
隙間からバンバン出てきます。
普通はこんなの持っていないですよね~
エアーダスターとかでもできるのでしっかりと水分を飛ばしましょう!
取説にはガラスには付かないように施工とあるので、マスキングテープで養生します。
※余談ですが、スモークフィルムはシルフィードという断熱性能のある可視率13%のものを貼っています。
外からはかなり見えませんが、中からの視界は結構良いので気に入ってます。
断熱効果も高いのではないかと思っています。
猛暑でもエアコンの効きが弱いと感じることはありませんでした。
良かったら見てみてください♪
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AQUADROP PREMIUMを施工
では、いよいよAQUADROP PREMIUMの施工です。
普通車の時は30mlで2回半施工できましたが、ハイエースではさすがに足りないと思い60mlのを注文。
同梱物はこんな感じです
施工マニュアルです
前回施工する際にいろいろネットで見てたら、容器を倒してしまいこぼれて流れてしまったという話を見ていたので、トイレットペーパーの芯を使って下のような置く台を作成しました。
途中面倒くさくなって、作った土台を使わずに施工してたら、案の定3回ほど倒しました。
でも、この中蓋のおかげでドバッとは漏れはませんでしたが、落ち方によってはそれなりにこぼれるので、十分気を付けてください。
これに、付属のスポンジの黒い方を当てて上下に3~4回振ってコート剤をつけます。
穴が小さいので結構振らないと出てきません。
もしくはスポンジに直接2~3滴たらしてください。
これくらいの量ですが、このAQUADROP PREMIUM。
ホントーに良く伸びます。
これっぽっちで大丈夫なの?
と思ったけど、塗布したらすごい伸びました。
ごく薄く塗った後は間髪入れずにすぐ拭きとりとあるので、30~50㎝四方を塗ったらすぐ拭いていきます。
感覚的には厚く塗ってしまうと拭き取りが大変でムラになりやすくなるのではないかな~なんて思ってます。
実際マニュアルにもごく薄くとあるので、ケチくさいぐらい薄く塗って良いのではと思います。
拭き取りはムラがないようにいろんな角度から見てしっかりと拭き上げましょう!!
塗ってて思ったのが、拭き上げクロスにコート剤が残っていると、やはり拭き上げ時にムラができやすいような気がします。
マメにクロスの拭き取る面を換えていった方が良いと思います。
特に黒い車などは神経質なぐらい丁寧に拭き上げた方が良いですね。
最初は滑りが悪かったのが、コーティングされると滑るようになってきます。
いろいろ他の人のブログやレビューを見ていたら、フタの開けっ放しは揮発するなんて書いてあるのを見たことがあったのですが、そんなことは全然ありません。
施工中はずっと開けてましたけど全く問題ありませんでした。
1回目の施工完了です。
1回塗ってこれくらいの消費です。
2時間以上置いて重ね塗り
コーティング施工後は2時間以上経ってから2度目を施工とありますので、しっかりと待ちます。
焦りは禁物です。
2回目も1回目と同様に施工していきます。
2回目を塗る時は前回塗ったものが乾いていてあまり滑りません。
塗るとまた滑るようになります。
特に問題はなく施工完了。
白い車はムラが目立たなくてラクです。
但し、キレイになっているのは実感できますが、色が濃い車ほど艶が深くなるのを感じないのでちょっと残念ですね~
2回目が終わってこの残量です。
普通車の時は30mlで2回半施工できましたので、ハイエースはだいたい40mlで2回ぐらいの量を使った感じです。
やはりハイエースはデカイです。
という事で結構余ったので、3回目も施工しちゃいました。
3回目ともなるともうヘトヘトです。
1回塗るのにだいたい1時間ぐらいかかってます。
白い車でムラが目立ちにくいとはいっても、ムラができてたらイヤなのであらゆる角度から見てチェックです。
曇ってきたので、イマイチ綺麗さは伝わりづらいですが、もの凄くキレイになってます。
ボディも鏡面のようになって周りの物がよく映るようになりました。
途中ちょっとこぼしたのもありますが、3回塗って60ml全部使いきりました。
施工後はしっかりと待って完全硬化
取扱説明書を見ると
施工後、夏季は4~5日、冬季は2週間程度で完全硬化するようですので、焦らずしっかりと待ちます。
ガレージ等はないので雨が降ったらしょうがないですが、可能な限り雨にあたらないようにしたいと思います。
施工後の撥水状態
こちらは完全硬化後に写真なり動画をとってみたいと思います。
まとめ
普通のガラス系コーティング剤とは違い洗車と下地処理にかなり気を使いました。
AQUADROP PREMIUMの施工自体はそこまでしんどいとは思わなったのですが(みるみる艶が出てやった感があるので気持ちが良い)、下地処理まではかなり苦痛ですね。
特に今回のハイエースは屋根が高くて広いので、何回脚立を昇り降りしたか分かりません。
今回は暇だったこともあり、2日に分けて施工しております。
1日目→洗車・粘土掛け・コンパウンド掛け(約3時間)
2日目→下地処理・拭き上げ・コート剤3回施工(約8時間)
さすがに1日でやるのは体力的にしんどいので2日に分けました。
焦ってやって仕上がりが雑になってもイヤですからね。
やって思ったのは、
お金に余裕がある人は、やはり専門業者にやってもらった方が良いのかな~と思いました。
特に黒い車なら尚更ですね。
自分はお金が無いので、このAQUADROP PREMIUMの効果がきれても、またリピートして施工するだろうと思います。
他のを使ったことがないので比較はできませんが、値段も安く仕上がりも十分だと感じました。
後は効果がどのくらい持つか?
楽しみです。