物事をすすめるときに、前もって手を打っておき物事をスムーズに行えるようにすることを「根回し」といいますが、この「根回し」はどこからきたのでしょうか?
「根回し」の由来は?
物事を円滑にすすめるために、前もって手を打っておくことを「根回し」といったりしますが、この言葉の由来はどこからきているのでしょう?
この「根回し」は樹木を移植する際に、先だって準備をする一連の作業の事になります
「根」なので、なんとなく植物由来のイメージがありますがその通りです。
成長した大木を移植するには、単に穴を掘って植え替えれば良いというものではありません。
ちゃんとしなくては移植してもすぐ枯れてしまいます。
これを避けるために、半年~1年以上前に樹木の周囲を掘り、主根以外の根を切る。
そうすると切断部分周辺から活発な新しい根が生えてくる。
この新しい根は、水分や栄養を活発に吸収していくので移植先でも養分をよりとりやすくなり枯れにくくなります。
こういった事から、事前に関係各所に話をつけて円滑にするようにすることを「根回し」というようになりました。
何事も事前の準備が大事ですね!
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