コンピュータの不具合や欠陥を
「バグ」といいますが、なぜそうよばれるのでしょう?
なぜ「バグ」とよばれるのか?
コンピュータの不具合を「バグ」といいますね
英語では「bug」です
ちなみにこのバグを探して取り除いたりして修正することを「debug」といいます。
パソコンで編集作業をしていたり、ゲームをやっていたりする時に
「バグった!」などといったりします
この「バグ」ですが
辞書で調べると
「虫」とか「南京虫」といった意味になります
今でなんとなく「虫」いわれれば あぁバグかなどと連想もできるかもしれませんが
どうして使われるようになったのでしょう
二つ説があるといわれています
まずはコンピュータの初期の貢献者の一人であるアメリカの「グレース・ホッパー」さんという人が、
不調になったコンピュータを調べていたところ、リレーの間に虫(蛾)が挟まっていたのを発見したのが始まりといわれている説
彼女は(グレース・ホッパーさんは軍人で女性です)これを作業日誌にテープで貼り付けています
この日誌は米海軍歴史博物館に保管されています。
もう一つの説は
「南京虫」を退治しても、次から次へと湧いてくることに由来しているという説です
コンピュータープログラムではバグとの闘い
いくら退治しても次から次へと出てくるのとよく似ていることからこの言葉が使われるようになったとう説です。
その他にも
1878年にエジソンが同僚に充てた手紙の中で、機械の不具合のことを「バグ」といっていたり
第二次世界大戦中に、レーダーの故障をバグと呼んでいたという記録も残っています
もともと使われていたのが、ホッパーさんが実際に虫をコンピュータ内で発見したことから広まったのではないでしょうかね?
実際は何が由来かはよくわからないといったところですね